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4月16日稽古日誌 投稿者:せっきー - 2009/04/16(Thu) 23:54 No.4239 |
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本日は稽古に参加させていただき、ありがとうございました。 あたらしく学ぶことも多く、また知っていたのに普段意識できていないことの再確認も行うことができ、非常に有意義な時間が過ごせました。己錬館の皆さん、いろいろとありがとうございました。 本日の稽古日誌は福島医大躰道部出身の関野が書かせていただきます。
今日は基礎の確認を中心とした練習が多かったです。 最初、躰道概論にも載っている「虚領頂頸」「眼神注視」「含胸抜背」「況肩垂肘」「身体中正」「尾閭収住」についての確認を行いました。簡単に説明するならば、首を背中にかけてまっすぐにする、しっかりと相手のほうをみる等、非常に基礎的な内容ではあるのですが、いざ実践してみると、これが意外に難しかったです。
特に私自身の癖として、よく首が前に落ちる傾向があり、それを直そうと力むあまりに背中が反ってしまう構えになりやすいのですが、それは構えだけではなく、たとえば旋状蹴りや旋体直状突きなどのときにも首が曲がった状態で技に入ってしまうことが多く、そのため技後にふらついたり、極め技が不十分になってしまうことも多々ありました。
他にも、「含胸抜背」については、よく胸を含むと表現されますが、胸を含んだ形にすることで、衝撃を背中に流すことができますし、運身の形矯正などでもよく言われていることです。
また、え字の確認も行いました。極め技のときに膝がしっかりと相手のほうに向いているか、上半身だけでむりやりえ字突きにいってないかなど、普段意識しにくい部分の確認を行いました。
体位の確認をしっかり行い、それを正座や構えにつなげる。次はそれを技につなげ、法形や実戦でも意識できるようにする。 ただ単に、「技をきれいに」と意識するだけではなく、その根本にあるものから直そうとすると、自然に躰道自体が洗練されてくるのだと、改めて感じました。
後半は、連攻防の練習する組と二段蹴りの練習する組に分かれて行いました。私は二段蹴りの練習に参加させていただいたのですが、最初はしっかりと虚領頂頸や身体中正を意識した状態で飛ぶ練習から入りました。その後、まずは蹴りを一本にしぼり、きちんとひきつけて蹴れるか、そのあとは的を作って、的に当てることができるかと、段階を踏んで練習しました。
蹴りが一本だけのときは、なんとかひきつけて蹴れるのですが、これが二本になると、いきなり難しくなりますね…蹴りに集中してしまうと、先ほど述べたように、体軸が曲がったり首が落ちたりするので、今後の課題となりそうです。
最後に、少し実戦練として、自分の技に対応してくる相手に対しての応じ技の練習を行いました。
私は斜状蹴りから逃げる相手へ当てる、側転蹴りへのつなぎを練習したのですが、変技にふさわしく頭をしっかりと落とすことで、流れがスムーズになりました。
自分の悪い癖を見直して、正しい形に直すと、それだけで動きが良くなっていくのを実感できて、非常に勉強になりました。
ただ、がむしゃらに練習することももちろん無駄ではないとは思いますが、何を意識するのか。それこそ一本技を打つたびに一本分以上にうまくなるために、どうすればいいのか。その目的と意識の持ちようで、だいぶ自分の成長度合いが変わるなあと、すごく感じました。 やはり量より質が大事なのですね。勉強と同じです(笑)
まとまりのない長文で恐縮ですが、本日はどうもありがとうございました!! また練習に参加する際は、よろしくお願いいたします!! |
| Re: 4月16日稽古日誌 投稿者:でるもんて - 2009/04/17(Fri) 06:59 No.4241 |
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| せっきーのスポンジのような学ぶ姿勢はとても気持ちのいい ものでした。
競技に勝つべくではなく、躰道を体得すべく稽古できれば 法形に限らず、実戦に限らず実力がついてくると思います。
基本の稽古を全てに活かしてこその基本なので、「体気」 をしっかり体得していきましょう。
見る見るレベルアップする姿に道場生も喜んでいました! また稽古にきてくださいな☆
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- KENT &
MakiMaki -
Modified by isso
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