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無題 投稿者:みなみ - 2009/05/11(Mon) 23:34 No.4285  
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練習お疲れ様でした。今回初めて稽古に参加させていただきました、福島県立医科大学躰道部出身の根本美南です。これからもよろしくお願いします。それでは拙い文章ですが、稽古日誌を書かせていただきたいと思います。

今日の稽古は基本の確認ということで、「体軸」と「含胸抜背」を意識した練習が多かったように思います。

まずは相対し、中段構えの相手に対し旋体の突き、運体の蹴り突きを行い、技の当て勘や技の形を確認しました。私のクセとして首から体軸が折れ、顎が前に出てしまうため、結果として上半身が前傾になっていることが分かりました。前蹴りの段階でそのような姿勢になっていたので、もちろん運体の蹴り突きのときも、二段蹴りのときにも同じ姿勢になり、技をコントロールできていませんでした。体幹が折れているので、それを別の部分(手先や足先)で直そうとするので、余計な動作が入り技のスピードが遅くなっていました。当たり前のことですが、やはり基本が大切であると思いました。何かうまくできていないことがあるとき、そのことだけを闇雲に練習するのではなく、一つ前の段階に戻って見直してみると、実はそこに原因があるかもしれないということを忘れずに練習していきたいと思いました。

さらにそのことを実感したのが法形通しでした。各々の法形の体・陰の法形通しを行い、慣れない形の法形を通すことで、上下左右の移動時の体軸の変化を確認することができました。ここでも、体軸の折れ、また首が折れていることにより着眼後の目標が低くなってしまい、突きが低くなっていることが分かりました。また「含胸抜背」ができていないため、脇の閉めがとても甘く、身体が左右に振られ技の決めがフラフラと揺れていました。練習後に1つずつ気をつけて旋体の突きをしてみると、回りやすく、突きの高さも自然と正しい位置を突けていました。びっくりです!!

実戦の練習では運足の緩急、特にスピードの変化に注目して行いました。攻撃の場合には、相手の間合いに入る一歩を早くすることで、ペースを崩し、相手の虚を引き出し、技に繋げていきました。逆に入ってきた相手に対しての防御の場合には、気を丹田に落とし、相手の動後すぐに技を出す練習をしました。個人的に運足が苦手なので、運足のペースを変えるということからしてギクシャクしてしまいました。


久々の躰道だったので身体が追いつくか心配していましたが、とても濃い内容の練習をすることができました。自分のクセがすべての動きに根付いていて、余計な動作をしていることが意識できました。今回の練習では頭で気づくことが多かったので、今後の稽古で頭で分かったことを身体に染み込ませていきたいと思います。己錬館の皆さん、これからよろしくお願いします!!

NO: PASS:

- KENT & MakiMaki -
Modified by isso