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5月23日稽古日誌 投稿者:すぎむら - 2009/05/24(Sun) 23:34 No.4316  
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今回の稽古日誌は杉村が担当いたします。

まず、稽古の流れとポイントです。

・蹴りバトルロイヤル
ウォーミングアップの為軽めだけど、テンポ良く、そしてフォームを大事にすること。
蹴り足で追いかけるのではなく、蹴る前の体操作で追いかける。
足の抱え込みをしっかりと行い、振り回す様な蹴り足の出し方はしない。
蹴った時の体(頭・手・体・腰・足)の向きを、しっかりと相手に合わせる。

・二人組みになり一連〜三連の不動突き
・寝そべった相手に対して旋体直状突き
・中段構えの相手に対して交足からの旋体直状突き
下段の突きは手だけでなく、体を向ける(前傾)事が必要。この時え字が高いと、屈み込む様な浮いた突きとなってしまうので、しっかりと腰を落とすこと。
下段を意識すると特に旋体開始時から下を向く(頭が下がる)傾向が強くなる、旋の軸は常に立てることを意識し、曲げるのではなく下げるようにする。
交足からの突きでは、交足後(旋体の直前)構えが大切。ここで正確に相手に対して構えないと、旋体後の体が相手に向かず、手先だけで追いかけてバランスを崩してしまう。

・法形(運体の法形)
伏敵の時に背中が丸まってしまうので、気をつけること。(胸を張るのではなく、背筋を伸ばすようにする)
縦ラインの二段蹴り後の斜状蹴りが二動作(倒れて、蹴って)になっているので、一動作で行うようにすること。(体の一致)
縦ラインのえ字からの立ち上がり、前横ラインの伏敵からの起き上がり(中段構え)で手と足のタイミングを合わせること。(体の一致)

・移動練(運足、運身)
前転時は体が遅れないように注意。前転後、後ろに退いて構えるのではなく、前に出て構えるようにする。

・二人組みになり斜状蹴りに対しての交足からの斜状蹴り(動後・空技の虚を狙ったカウンター)
・更に先に斜状蹴りをした側がカウンターを喰らわないように突き
カウンター側は素早く交足で蹴りをかわし、相手の原態復帰前に蹴る事が大事。このタイミングが遅れると相手の体制が整ってしまい、逃げられる若しくは逆に反撃を喰らってしまう。
また、交足後の構え(位置、向き)も重要。これが合っていないと蹴りが届かなかったり、無理に当てに行って体が崩れる結果になってしまう。
カウンターに対する突きは、相手の蹴りが当たらない様に頭の方に回り込む(位相を変える)ことが大事。また、一発目の斜状蹴りを当てに行く様に踏み込まないと、その後の突きが伸びず、カウンターをモロに喰らってしまう。

・実戦練
運足では相手に振回されてしまっている感があるので、しっかりと自分のペース、間合いを保てるようにすること。
手技が雑になるので、丁寧にやること。
技をその場で出してしまっているので相手に届かないので、もっと大きく踏み込むようにすること。特に最後の一歩の踏み込みをもっと大きくすると良い。


次に本日の反省です。

本日のテーマは、『体の一致』と『膝の閉め』でした。
体の一致については最近ずっと挙げ続けていますが、なかなか克服できずにいます。ちょっと気を抜くと直ぐに指摘をされてしまうので、常に意識を持ち続ける努力を引続きしていきたいと思いました。
膝の閉めは、意識できると旋技や運足がとてもスムーズになるを自分でも実感できるので、これからも意識を持ち続けて行きたいと思います。蹴り足の抱え込みも同様で、上手く抱え込めた時にはスムーズに原態まで出来、実感としてわかるので忘れないようにしたいです。
テーマ以外としては、交足からの旋体直状突きは何か上手くいかず相変わらず苦手なのですが、本日の稽古で交足後の構えを指摘され(以前から言われてはいたのですが・・・)意識したところ、とてもスムーズになり『これか!』と言うのが少し見えました。次回の稽古までこの感じを忘れないようにし、この苦手を克服していきたいと思います。


以上で稽古日誌を終了します。
ありがとうございました。

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- KENT & MakiMaki -
Modified by isso